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「雑草という草はない」ということを
かしこきところが仰せになったとか。
それはさておき、
本日草地を歩く機会があった。
ふと足元に目をやると、
普通は雑草と扱われる
ある草に久しぶりに出会った。
手の平に収まるくらい小さいこの草は、
日本語では「おじぎ草」というのだろうか、
指先などで触れると、
何枚もある小さな葉が順々に閉じて、
草全体がお辞儀をするように
下を向いてしまう。
この草をこの国の人は
"putri malu"と呼ぶ。
このことを初めて知った時、
この国には何と麗しい単語が
あるのかと感銘を受けた。
私のつたないインドネシア語力を
総動員すると、
"putri"…「娘、王女」
"malu"…「恥ずかしい」
だったはず。とすれば、
"putri malu"は、さしづめ
「恥ずかしがり屋のお姫様」
といったところか。
そんな名を付けるこの国の人の
豊かな感性に頭が下がる。
(お辞儀)
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