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1年中どんな日でも
調べてみると、
「〇〇の日」という
何らかの記念日に
なっているようで、
本日2月28日も
由来は省くが、
「ビスケットの日」
だそうな。
「ビスケット」というと、
最初ポケットの中に
ビスケットが1枚あり、
ポケットを叩くと
ビスケットが2枚になり、
もう1回叩くと
ビスケットが3枚になる、
そんな不思議な
ポケットを欲しがる、
というあの童謡が
思い出される。
以下は、
ある少年の成長段階。
・第1段階
何も考えずに
その童謡を歌う
無邪気な時期。
・第2段階
ポケットを叩いたことで
中にあるビスケットが
2つに割れただけなので、
不思議でも何でもないや。
と、斜に構える時期。
・第3段階
1枚のビスケットが
2つに割れるのならば、
2つのビスケット片を叩く
2回目の叩きの後は
それぞれ2つに割れて、
計4になるのではないか。
なぜ3なのだ。やはり、
不思議なポケットだ。
と、多少は論理的に
考えられるように
なる時期。
・第4段階
1回の叩きで
1枚のビスケットが
確実に2つに割れるとは
限らない。
3つにも4つにも割れる
可能性がある中で、
なぜ2に限定できるのか。
いや、待てよ、
1つのビスケット片を
確実に2つに
割ることができる
打突技術を持つ
ゴッドハンドなら可能だ。
そうだ、ゴッドハンドだ。
ゴッドハンドなら、
2回目の打突で
2片が4片ではなく
3片になる問題も
解決できる。
ポケット中の複数ある
ビスケット片から、
絶妙に1片のみを狙い、
的確な角度と力でそれを
打突し、2片へと割る。
そう、不思議なのは
「ポケット」ではなく、
この妙技を習得した
「手」である。
しかし、この妙技を
何回も試行したら
どうなるのか。
ビスケット片の個数は
無限大に増殖し……
と、
収拾がつかなくなり、
面倒くさくなって、
最終的に思考を
放棄してしまう時期。
(元少年)
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