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気が付くと後頭部に10円禿が
できていた。
ジャカルタ生活を満喫している私に
禿げるほど悩んでいることは
思い浮かばない。
実は昨年もできたのであるが、
半年ほどして自然と治った。
だが、今年は昨年より若干症状が
ひどいこと、現在加入している
保険を利用して、病院で
診察可能であったことから、
診察を受けることを決意した。
円形脱毛症のインドネシア語が
わからないため、問診票には
そのまま漢字で記載。
当然のごとく、皮膚科の先生は
インドネシア人であったが、
日本人の通訳が付いてくれた。
先生は、私の禿げを軽くみると、
カルテともう一つの処方箋と
思われるものに手慣れた感じで
何かを書いている。
書き終わると「薬出しとくから」と言い、
まさかの診断終了発言。
この間、約2分で、私が話したことは
「7月ごろから」だけである。
治療も大切だが、何より私が
知りたいのは原因である。
早々に終わらせようとする先生
に対し、「原因は?」と尋ねると、
「禿げが一つだから、ストレスよ」
と、さも当たり前のように返された。
私が「結構満喫しているので、
禿げるほどのストレスは
思い当たらない」と答えても、
「自分では気づかない
ストレスがあるの」と一蹴。
「ストレスを無くすことが
早く治すための最善の方法よ」
と偉そうにいうものの、
そのストレスがわからない私には
どうしようもない。
処方されたものは、シャンプーと
ビタミン剤とマッサージ用の何か。
早ければ1カ月ほどで改善が
見られるそうだが、
どうなっていることやら。
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